【News】アクセンチュアとチューリッヒ・ベネルクスが保証証券を管理するブロックチェーンベースのソリューションを発表

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AssetCafe編集部

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アクセンチュアとチューリッヒ・ベネルクスは、ベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)におけるチューリッヒ・ベネルクスの顧客が保証証券(シュアティ・ボンド)をより合理的に管理することができる、ブロックチェーンベースのソリューションを業界で初めて発表した。
保証証券は、主に建設工事などの商取引において、契約上の債務や法令に基づく義務を債務者が確実に履行することを、債務者から委託を受けた保険会社が債権者に対して保証する、三者間の契約である。なお、Finaccord社によると、欧州全体の保証証券の総保険料と手数料の合計額は2019年までに32億6000万ユーロに達すると予測されている。

アクセンチュアは、ブロックチェーンベースのシステムをチューリッヒ・ベネルクスの既存の保証管理システムと統合し、無駄がなく透明性の高いハブとして機能する新たなユーザーインターフェースを開発した。また、このソリューションは使いやすいダッシュボードを備えており、顧客が債券の現状を速やかに確認できるほか、債券に関する詳細履歴の取得や新たな債券要求の履行、債券予測の閲覧などが可能である。

ブロックチェーンは、分散型のデータベースシステムであり、中央機関が介在することなく、取引や記録業務における署名、交換、認証などが行えるため、これまでにない高い水準の透明性、セキュリティ、信頼性の確保が可能になる。また、このテクノロジーは、データのセキュリティと正確性において、信頼を確保しながら関係者同士がより強く結びついたエコシステムの構築に向けて、公証人、ブローカー、再保険業者、保険市場の共同事業者といった複数の利害関係者間での革新的な運用を可能にする。

ベルギーとルクセンブルクでアクセンチュアの金融サービス部門を統括しているクリストフ・ランバート(Kristof Lambert)は次のように述べている。「最新技術の統合による顧客体験の向上に向けて、チューリッヒ・ベネルクスを支援できることをうれしく思います。ブロックチェーンの活用により、保険会社は多様な業界からの参加者とコミュニケーションできる新たな土台を構築し、プロセスを簡素化できるでしょう。」

チューリッヒ・ベネルクスの最高執行責任者(COO)であるディディエ・ムレナ(Didier Murena)氏は次のように述べている。「これまで顧客サポート担当者が、顧客や保険金の受取人に電話やメールで行ってきた煩雑な業務は、今やオンラインでシームレスに実行できます。ブロックチェーン技術は、保険バリューチェーン全体における、顧客および関係者との情報のやり取りに大きな変化をもたらします。このソリューションを利用すれば、顧客、第三者、当社の従業員は管理負担が軽減され、より高い水準のサービスやケアを必要とする業務に集中できるようになります。」

チューリッヒ・インシュアランス・グループで事業変革を統括するアントニー・エリオット(Antony Elliott)氏は次のように述べている。「ブロックチェーンは、業界のエコシステム全体でネットワークの効果を生かすのに重要な技術だと考えています。今回の取り組みは、分散型台帳がこのビジョンの実現にどのように役立ち、当社の顧客にどのようなメリットを提供できるのかを知ることのできる、素晴らしい事例と言えます。」

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