【インタビュー】戸建て大家:舛添菜穂子さん「文字通り清水の舞台から飛び降りる思いでした」

アセットカフェです。今月からスタートしたインタビュー取材、第一回は、戸建て大家の舛添菜穂子さんにご登場いただき、不動産投資を始めたいきさつや、大家としてのこだわりのポイントなどを聞いてみました。舛添さんは「パート主婦、戸建て大家さんはじめました!」の著者。2012年1月に大阪の中古戸建を現金で購入し、OLから大家さんに転身してから約6年半を経て、戸建て7戸、区分3戸、アパート1棟を所有しています。

会社を辞めてみたものの


アセットカフェ
アセットカフェ、取材記者の水野です、本日はよろしくお願いいたします。

舛添菜穂子さん
はい、こちらこそ、よろしくお願いいたします!

アセットカフェ
そもそも舛添さんが不動産投資を選んだ理由は?

舛添菜穂子さん
きっかけは、新築の区分マンション投資のCMを見たことです。そこで不動産投資を知って、電話して『やりたい』と言ったんですけど、当時勤めていた会社を辞めると話してしまって『融資を組めない』と言われたんですね。まぁ少し貯金もあったので、現金で物件を買って自分でDIYして始めてみようかなと思いました。それ以前にFXで失敗した経験もあるんですけど、同じ投資をやるにしても、自分に関心があるものじゃないとうまくいかないのかなと思ったんですね。その点、私は大阪で一人暮らしをしていて、お家には興味がありましたから。

ブラック企業で学んだこと

アセットカフェ
大阪にいた頃はブラック企業に勤めていらしたとか?

舛添菜穂子さん
はい。飲食関係の事務職だったんですけど、無駄な事務作業が多くて、夜12時くらいまで仕事していました(苦笑)。でも意外と楽しかったんですよ。居酒屋だったんですけど、みなさん独立していくのを見ていて、その会社のお陰で『自分もいつか起業してみたい』と思うようになりました。将来は居酒屋経営もやりたいと思っています。

ある本との出会い

アセットカフェ
舛添さんを不動産投資家として奮い立たせたのは、ある本との出会いがあったと聞きましたが・・。


舛添菜穂子さん
そうなんです。憧れの大家さんが二人いるんですけど、男性では石原博光さん。資金数十万円からのスタートで、地方の高利回りの物件で成功された方なんですね。この方の著書『アパート一棟、買いなさい!』を読んで、私は最初の物件を買いました。それまで不動産の本をいろいろ読んで内見もしていたけど、一歩踏み出せなかったんです。でも石原さんの本には、具体的な行動に移せる内容が詳しく描かれていて、そのお陰で踏み出せました。今でも持っていると安心できる、私のバイブルみたいな本です。もう一人のあこがれの人は星野陽子さん。この方の『貧困OLから資産6億をつかんだ金持ち母さんの方法』を読んで、『シングルマザーでもここまでできるんだ』と励みになりました。お二人の出没するところに会いにも行きました。石原さんはゲストでセミナーをされている会場に行きました。参加費1万円と当時の私には大金でしたけど、石原さんに会いたい一心でしたね。星野さんは、大家さんたちが集まる飲み会に参加されるという情報を知って、そこに参加しました。参加者が100人くらいいらして緊張しましたが、星野さんと名刺交換して、うれしくて気絶しそうになって(笑)。今、不動産関係の本はたくさん出版されていますが、私はお勧め本を聞かれると、この2冊の本をお勧めしています

アセットカフェ
大家さんになって楽しいことと辛いことを教えてください。

舛添菜穂子さん
楽しいのは、やっぱり家賃が入ったときですね(笑)。入居者の方との交流も多い方です。辛かったのは、部屋の不具合や苦情を言われてもめたことですね。女性が大家だと言いやすいのか、いろいろ言ってくる方がいるんです。すごくマイナスの方向に行ってしまって、弁護士沙汰になりかけたときは一番辛かったですね。

自らを実験台に

アセットカフェ
大家としてこだわるポイントはありますか?

舛添菜穂子さん
リフォームを入れたり、客付け、集客をしたり、多少の努力は必要だと思います。部屋を借りる方はアットホームなどで探すケースがほとんどなので、そこに載せてもらえるように営業しないといけません。もしくは、自分でチラシを作ってポスティングすることもあります。友人に手伝ってもらって団地で配ったり。以前、売却したこともあったんですけど、そのときはポスティングで1,500枚くらい配って、7組くらいの方が内見に来られました。団地って結構需要があるとわかったので、団地も増やしています。最近は戸建てが高くなって買えないけど、何も買えない自分は嫌なので(笑)。これが成功したら皆さんにもお勧めできますが、まず私が実験台になってやっています。


アセットカフェ
パワフルですね。やはり実行力が大事なんですね。

舛添菜穂子さん
結局、動けるかどうか、なんですよね。ポスティングも客付け営業も、数日集中すればできますから。今も常に新しい物件は見ています。良い物件に巡り合うには、運も大事だと思います。

メッセージ

アセットカフェ
不動産投資に興味がありつつも、一歩踏み出せない方々に対して、舛添さんからアドバイスをお願いします。

舛添菜穂子さん
『不動産投資は怖い』という人も多いと思いますが、それは不動産に限らず、FXだって怖いし、未来に何が起こるか分からないものは大体怖いです。でも怖い怖いと言っていても前に進めないので、まず片足を突っ込んでみましょう。右足を突っ込めば左足を突っ込むときはもっと楽にいけますから。それらがつながって成長していくんです。私は6年前、一軒目に大阪の吹田市の物件を買いました。初めて買ったときは、文字通り清水の舞台から飛び降りる思いでした。その後、星野さんとお会いした飲み会でその話をしたら、いろんな大家さんから「そんな物件を買ってどうするの?」なんて言われて「なんで買ったんだろう?」ってすごく後悔したものです。でも今、その物件は周辺相場より高い金額で貸すことができていて、入居者もとても良い方なんです。あのとき一歩踏み出して、本当に良かったと思います。あれがなかったら、パートもやめられていないし、今本を出したり、取材を受けることもなかったと思います。最初不安なのはわかりますけど、一歩踏み出せば、きっと人生変わりますよ。

アセットカフェ
今日は取材の立て込む中お時間をいただきありがとうございました。

舛添菜穂子さん
こちらこそありがとうございました。

プロフィール
舛添菜穂子 (ますぞえなほこ)
独身時代にコツコツ貯めたお金を使い大阪に中古戸建を現金購入し大家としての道を進む。以後6年半の間に、戸建て7戸、区分3戸、アパート1棟を所有。「パート主婦、戸建て大家さんはじめました!」の著者。

 

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