【コラム】不動産投資 第九話「適正な管理がなされているマンション」鶴間正二郎

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鶴間 正二郎

1965年生まれ。宅地建物取引士。自動車業界で7年、不動産で19年の実務ののちライターとして活動。経験者だからわかる不動産の深い話をテーマに記事を投稿しています。趣味は御朱印集め。柔道弐段。

こんにちは、宅地建物取引士かつライターの鶴間正二郎です。不動産業界で19年間務めていたこともあり、裏も表も知り尽くしています。コラムでは、経験者だからわかる不動産の深い話をテーマとした記事を書いていきます。今回のテーマも、買ってはいけないマンションについて。

■「管理が適正なマンション」を見分ける単純な方法

マンションでは管理が大切ですが、購入に際して事前に資料を取り寄せて吟味することが実は難しいことを前回ご説明しました。ネット上であふれかえる「買ってはいけないマンションの見分け方」といった記事ではそれ以外にもチェックポイントが示されており、内見時に確認するよう勧めていますが、どれも実態とかけ離れているとしか言えません。

◎共用部の管理状況のチェックにはオートロックの突破が必要

「共用部の管理状況」を見抜くために「共用部の清掃状況」「自転車置き場の整理具合」「掲示板」がチェックポイントとしてよく挙げられます。

そして業者の案内による内見では都合の悪い事実は出てこないということで、「気に入った物件に関しては自分の足で再訪してみてほしい」と勧められています。

現代のマンションでこれらをチェックするにはその都度オートロックを突破しなければなりません。また掲示物が定期的に貼り替えられているかを確認するためには一定期間通い続けなくてはならず、恐らくその間に不審者としてマークされることになります。

◎管理組合の内部事情は聞かれても答えない

いくら「入居者同士のトラブルの有無」を調べるためとはいえ、「上下階や両隣にどのような人が住んでいるか」など管理会社は聞かれても答えません。

「管理員は情報の宝庫」ということで管理員にいろいろ聞いてみることを勧めている記事も多いようですが、現在ではどこのマンションでも管理員教育に力を入れ、マンションの内部情報を外部に漏らしたりしないよう徹底されています

◎じゃあどうすればいいのか?

「管理の良し悪し」を外部の人が短期間で見抜く「コツ」など存在しないと断言してもいいのですが、「管理が行き届いている可能性が高い」マンションというものは存在します。

それは大手が管理している大規模物件です。

大規模物件は経営上重要であるため絶対に管理を切られることがあってはなりません。大手管理会社は社員数も多いですが、大規模物件にはその中でも優秀な担当者が配置されます。何かあった倍フォローしてくれる人も多く、更に課長・支店長といった複数の眼でチェックすることも大手なら可能で、その分だけ適正な管理がなされている確率が高いと言ってもいいでしょう。

◎あれこれ悩み過ぎてはいけない

不動産の購入には一か八かのギャンブル的な部分がどうしても避けられず、勢いというものはどうしても必要です。時間をかけてじっくりと検討することも大切ですが、結論を出すのに時間をかけすぎるとその間に物件が無くなってしまいます。

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鶴間 正二郎

1965年生まれ。宅地建物取引士。自動車業界で7年、不動産で19年の実務ののちライターとして活動。経験者だからわかる不動産の深い話をテーマに記事を投稿しています。趣味は御朱印集め。柔道弐段。

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